どうして?忙しい時に限って「お手伝いしたい!」

どうして?忙しい時に限って「お手伝いしたい!」

「晩ごはん急いで作らなきゃ!」
「アイロンかけないと!」

ママは毎日大忙し!!

そんな時に限って

 

 

「ママ、お手伝いするーーー!」

 

そんな経験ありませんか?

なにもしないのが1番のお手伝い!
だから・・・

「いいよ、いいよ大丈夫だから静かに待ってて!」

って言ってしまいますよね。
その気持ち、わかります。

でも一度考えてみませんか?

 

どうして忙しい時に限って、子どもはそんなこと言うの?

 

 

赤ちゃんや幼児は、しっかり話すようになる前から、
手伝いたい、他人を助けてあげたいという気持ちを持っている

 

 

と言われています。
(人類学者のFelix Warneken とMichael Tomaselloによる実験より)

だから、ママが忙しくしているときに、ママを手伝いたい!助けたい!
っという気持ちから

「手伝う!」

って言ってくるのだと考えられます。

それを
「なにもしないのが1番のお手伝い!」
という気持ちで断ってしまったら、
子どもがどんな気持ちになるでしょうか?

 

自分に置き換えてみてもいいですね。

ご主人が大変そうなときに、
「なにか手伝おうか?」
とあなたが言ったときに、
「お前では役にたたないよ!」
って言われて、どんな気持ちになりますか?

「二度と手伝うか!!」

ってなりませんか?
悲しい気持ちになりませんか?

まさに子どももそんな気持ちになってしまうかもしれません。

幼児のときに助けたい気持ちが育たなかったのが
大きくなって、突然、
「ちょっと手伝って!」
って言われても、どうしていいのか分からないかもしれません。

幼児のときから、積極的にお手伝いしている経験があると、

助けることが自分のHappyになる!
困った人を助けたい!

という気持ちがどんどん育まれるのです。

幼児からお手伝いをしてもらことは、とっても大事なのです。

 

どんなお手伝いをさせたらいいの?
なんか時間がかかりそう・・・

難しいお手伝いをしてもらわなくても大丈夫!

もちろん私は、「こどもとお料理の大切さ」を伝える活動をしていますので、
お手伝いとして、お料理を推奨していますが、
お料理も難しく考えなくても大丈夫!

机を拭く
食器を運ぶ
味見をする
ちょっと混ぜといてもらう

そんなことで十分!!
もちろんお料理だけでなくてもお手伝いはお手伝い!

 

タオルをたたむ
洗濯するときに洗濯はさみをとってもらう

それも立派なお手伝い!
お手伝いを難しく考えないで大丈夫!

 

「あなたのおかげでママは助かった!」

 

そんな気持ちをお子さんに伝えてほしいと思っています。

 

 

 

 

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