伝えたいのは、100年後の子どもたちへ・・・ではありません
私たちが教えたいのは、お料理ではありません。
お料理を通して、
集中すること
よりおいしくするにはどうしたらいいか考えること
どうしたら上手に切れるか考えること
自分にもこんなすごいことができるんだって感じること
などを子どもたちに伝えたいと思っています。
ありがたいことに、いろんな場所で、いろんな人に、子どもお料理のお話をさせていただく機会があるのですが、
その度に、
「素晴らしい活動ですね、100年後の子どもたちにも伝わっていくといいでうね。」
などと、よく言われます。
そうですね、100年後、子どもとお料理が当たり前になってたらいいですね、
とは思いますが、
私自身は、いま別にそんな先のことを考えてはいません。
今の自分の子どもに伝えたい、知ってほしい、学んでほしい
ただそれだけなんです。
しょせん、数ある社団法人の1つの小さな協会です(笑)
そんな大それたことが出来るとも思っていないし、望んでもいない気がします。
自分の子どもたちに、
今の生徒さんに、
私の周りの子どもたちに、
ただただ伝えたい、知ってほしい・・・それだけです。
協会にして、講師を養成しているのは、
この私の思いに共感してくれる人が増えれば、
伝わる子どもが増えるから。
そしてその今の私たちの思いが子どもに伝わって、同じ気持ちになってくれて、
その子が大人になって、また自分の子どもに伝えてくれたら、
その輪を広げてくれたら・・・
もしかしたら100年後に伝わっているかもしれない(笑)
その程度です・・・
それがいい加減な気持ちでやっていること、ではないです。
いまそばにいる子どもたちに、
1つ1つ丁寧に伝えたい、
そういう思いです。
協会がしているイベントもそうです。
いま私が子どもたちと楽しみたいこと、
したいこと、をイベントにしています。
そして、
子どもたちとこんなことをしてみたい!
そんな夢を持っている人を応援したい、叶えてあげたい、
そう考えています。
1人1人のそばで
1つ1つ、丁寧に・・・・